檜原村は東京都の西部に位置し、『ここが東京か!?』と感じるような自然豊かな村で、有史以来、分村も合併も行われたことのない全国でも珍しい村です。
明治22年の町村制施行以来、今年で村制施行135周年を迎えました。
周囲を山々に囲まれ、大半が秩父多摩甲斐国立公園に指定されるなど、「東京の奥座敷」、「都民の憩いの場」として豊な自然が残り、四季折々の魅力的な自然風景を楽しむことができます。
今回は、初秋から初冬にお出かけいただきたい村内の観光スポットをいくつかご紹介いたします。
村内の紅葉は、秋川の源流である三頭山から始まり、その麓には「檜原都民の森」が山岳公園として開設されています。園内にはブナの原生林、三頭大滝、セラピーロードなどが整備され、中でも三頭大滝は、冬期には早い時期から完全結氷した姿を見せてくれます。付近には吊り橋も整備されており、間近でご覧いただくことができます。
三頭山から山梨県側の尾根伝いには、「槙寄山」を経由して1000m級の「笹尾根」が続いています。
また、奥多摩町側には、「月夜見山」、「御前山」、「大岳山」の山々が連なり、遠くに富士山や東京都心が一望できるなど、とても綺麗な紅葉スポットになっています。
「秋川渓谷」沿いの紅葉は、11月初旬から見頃になりますが、特に北秋川の上流である神戸川に現れる巨大岩石は、東京都指定天然記念物「神戸岩」で、長い年月をかけて浸食された巨岩は左右対となり、今はその間が遊歩道として整備され、素晴らしい紅葉を楽しむことができます。
村の中心地にある「払沢の滝」は、日本の滝百選にも選ばれ、村内でも一番有名な滝で、周辺の紅葉はとても美しく、厳冬期に結氷する滝としても広く知られています。
今年の夏は猛暑が続きましたが、過ごしやすい季節がやってきます。
檜原村の秋、もみじ狩りにお出かけください。お待ちしております。
令和6年11月 檜原村長 吉 本 昂 二
▲神戸岩紅葉
檜原村長 吉本昂二
檜原村 総務課 総務係
電話: 042-598-1011(代表)内線 212、213、216、218
ファックス: 042-598-1009
電話番号のかけ間違いにご注意ください!