今も多くの演目を行う意欲的な獅子舞
樋里地区の鎮守である八坂神社および貴布禰(きふね)神社へ、五穀豊穣・家内安全・疫病災除の祈願をもって上演する奉納舞です。伝来の経路と創始期は不明ですが、創始は17世紀頃といわれています。
秋季例祝日の午後2時頃に、東光寺近くの樋里コミュニティセンターのグラウンドで「藤がかり」を1たち舞った後、“鍵取り家”の土屋氏宅、八坂神社、貴布禰神社を巡り、それぞれで「藤がかり」を1たちずつ舞います。そののち東光寺へ戻り、翌午前1時ごろまで上演を行います。
以前は八坂神社と貴布禰神社で各1日、計2日間にわたって上演していました。上演日が1日間となった今も、全11演目のうち8割前後の演目を上演しています。
- 【伝承地】
檜原村/樋里地区(小岩・尾根通・笹久保) - 【上演予定日】
毎年8月最終土曜日
[参考文献/檜原村史]
アクセス