藤倉の獅子舞は、鎮守・春日神社の例祭に、天下泰平・五穀豊穣・無病延命を祈願して奉納上演されています。現在は、宮参りとして春日神社上の小林氏宅の庭先で1たち、春日神社で1たち舞った後、藤倉ドームへ移動し夜半まで上演します。
伝授書によると、藤倉獅子舞は天明元年(1781年)に現在の奥多摩町小留浦から伝えられたもので、「宮参り」(3たち)のほかに「ふとんばり」「おかざき」「女獅子がくし」「太刀がかり」など9たちが伝承されており、三匹獅子(大太夫・女獅子・小太夫)・笛・ささら・長唄・世話人で構成されています。
奥多摩町小留浦から伝えられた当時からの変遷過程がはっきりとしており、かつ地域性を具備しているものとして、民俗芸能上、大変貴重なものとして保存されています。
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